2010年11月27日土曜日
Red Hat インストール DVD を レポジトリとして 使用する。
サブスクリプションが利用できない場合にインストールディスクを使用して yumを実行することが出来ます。
と言うか、あとから機能追加するのにいちいちDVDからrpmファイルを指定するのは面倒ですよね。
「Red Hat Enterprise Linux インストール DVD をソフトウェアレポジトリとして使用するには」
http://docs.redhat.com/docs/ja-JP/Red_Hat_Enterprise_Linux/6/html/Installation_Guide/sn-switching-to-gui-login.html
まず、物理ディスクか、 ISOイメージを用意します。
1.レポジトリ用の マウントポイント を作成します。
# mkdir -p /path/to/repo
/path/to/repo とは、レポジトリ用の場所です。 例:/mnt/repo
2.※DVDを使用する場合
DVD を マウントします。 CD / DVD ドライブのデバイス名は、コマンド
# cat /proc/sys/dev/cdrom/info
を使用すると判ります。
(システム上の最初の CD / DVD は一般的に sr0 と呼ばれます。)
# mount -r -t iso9660 /dev/device_name /path/to/repo
例えば、: mount -r -t iso9660 /dev/sr0 /mnt/repo
※ISO イメージを使用する場合
# mount -r -t iso9660 -o loop /path/to/image/file.iso /path/to/repo
例えば、: mount -r -o loop /home/root/Downloads/RHEL6-Server-i386-DVD.iso /mnt/repo
3./etc/yum.repos.d/ディレクトリにrepoファイルを作成します。拡張子が .repo としておけばファイル名はなんでも構いません。
1.repoファイルを作成します。
vi /etc/yum.repos.d/dvd.repo
2.レポジトリの詳細を記入します。
[dvd]
baseurl=file:///mnt/repo/Server
enabled=1
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-redhat-release
レポジトリ名は[]で指定します。上記では [dvd] としています。
baseurl を指定する行は先に作成しているマウントポイントまでのパスを指定します。
Red Hat Enterprise Linux サーバーインストール DVD 用には /Server までのパス
Red Hat Enterprise Linux クライアントインストール DVD 用には /Client までのパスを指定します。
yumを使用してパッケージのインストールが終わったらrepoファイルは削除してしまって構いません。
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